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25cc.OHV.の中身は?
昨年末に発売開始させて頂きました、世界初の4サイクルガソリンエンジン搭載車524Rはとても大勢の方に関心をいただきました。弊社としても予想以上の事でとても驚いております。
更に、拍車を掛けるように米国カリフォルニアやハワイに於いては排気ガス規制の問題等?(マスキー法を上回るCARB法/EPA)時代の流れもあり現在、524R車はお陰様で順調なスタートをさせて頂いております。
さて、今回524Rに搭載致しました4サイクルエンジンは静岡県沼津市にございます富士ロビン社にて一貫生産がなされております。富士重工(スバル)の血を受け継いだ、頑固までの技術力による賜のエンジンであると弊社は理解しております。特にこの様な小型4サイクルエンジンの開発には並ならぬ技術が盛り込まれていることは想像に値しません!そこで今回、富士ロビンさんのご協力を頂き内部のパーツの写真をご披露致しますので、とくとご覧下さい。
まずは、ピストンからご覧下さい。ピストンの直径は33.73mmでした。
次はカムシャフトではなく カムギヤ です。単機筒ですからこれで良いのですよね!
カムリフタです。OHV機構なのでカムの動きを次のプッシュロッドへ伝えます。
プッシュロッドです。2.5φで長さ59.5mmでした。
ロッカーアームASSYです。先のプッシュロッドがこのロッカーアームを動かします。
いよいよ吸気バルブと排気バルブです。可愛いですね、思わず“キーホルダー”にしたくなります。
バルブスプリングとスプリングリテーナーです。早く強化スプリング出したいですね!ロビンさん
と・・・以上でございますが、何か足りませんよね! アッ・・コンロッドが見あたら無い!!!残念ながら今回は欠品でございます。また機会が有りましたらご披露させて頂きます。
如何でしたか?本当に4サイクル/OHVだ!と思われた方はたくさんいらっしゃることと思います。どうぞこの素晴らしいエンジンフィーリングと排気音を524Rにて体感して頂きたいと思います。今後とも弊社製品を宜しくお願い申し上げます。